大切だと想い合っていた恋人たちも、別れを選択しなくてはいけない時が来ることがあります。
人によっては辛い気持ちや悲しい気持ち。
または、怒りから別れを切り出すことを決めた方もいますよね。
「どんな方法で別れを伝えたら相手に理解してもらえる?」
「電話か直接会って伝えるべき?」
お互いが、新しい一歩を踏み出せる方法をお伝えしていきます。
電話で別れ話をするメリット・デメリット
- 直接会う必要がないので、時間や場所を気にせずに別れ話をすることができる。
- 別れ話をする相手の顔を見なくて済むので、言い出しにくい気持ちも少しは楽になる。
別れを決意してもいざ、伝えようとすると言葉が上手にでてこなくなってしまうもの。
顔を見ながら直接話を伝えるようならなおさらですよね。
それに、場所もどこで伝えたらお互いに嫌ではないのか。相手の都合の良い時間は?って、考えると一歩を踏み出す前に滅入ってしまいそうです。
直接会うと感情的になった顔を見られることもあり、更に相手の顔を見ているとせっかく決めたことなのに気持ちが揺らいでしまいそうですが、電話だときちんと自分の気持ちが伝えやすい方法です。
- 直接会わないと、相手の反応がわかりにくい。
- 別れ話をする相手の気持ちを傷つける可能性がある。
電話のデメリットは言いたいことは言えるけれど、一方通行になりやすいことです。
顔を見ずに済むと、相手の表情から伺える感情が汲み取れずつい、きつい言い方や相手のことを考えた発言とは異なった言葉が出てきやすくなります。
片方は言った後に、自分はスッキリしますが、別れの時はなるべく穏便に別々の道を歩んでいけるようにしたほうが良いので電話ですと、どちらかが辛い気持ちのままお別れすることになってしまいそうです。
電話での別れ話の切り出し方
辛い気持ちを押し切って心を決めた時に伝える別れの言葉。
どんな風に相手に伝えたらきちんと相手に伝えることができるか?
どんなタイミングで伝えたらいいの?
伝えることの難しさとして人生の勉強ができる半面、相手に伝えることによって傷つけてしまわないかと思うこともありますよね。
別れ話の上手な切り出し方や、相手に自分の気持ちを上手に伝える方法として5つあげてみました。
これからの自分の為にもチェックしてみてください。
はっきりと「別れたい」と伝える。
気持ちはそわそわして、頭の中に伝えたいことやこれだけは言いたいってことがグルグルしてしまうけれども、一番大切なのははっきりと相手に「別れたい」と伝えることが大切です。
そこから、自分がなんでそのように思ったのかなど丁寧に伝えてみましょう。
思いを伝えることは、どんな時も大変ですが、言葉を的確に伝えることで相手にも届いてくれます。
短めに別れ話を終わらせる。
女性あるあるですが、言いたいことをそのまま全て言ってしまい、話が長くなってしまうこともあります。
ですが、そこはグッとこらえて短めに話をしてみてください。
そして、端的に伝えることを心がけましょう。
お互いに嫌な空気の中にずっといると、心が折れそうになってしまい別れるつもりがあれ?もとさやになりそう⁉なんてことにもなりかねません。
暗めのテンションで伝える。
空気づくりもとても大切になってきます。
これから楽しいことをするわけではないので、別れ話に合った空気感で話していきましょう。
その空気感を作り出すのも、別れ話を切り出している人がその空気を作ることで相手に伝わりやすくなります。
どんな風に空気づくりをするかというと、声は低めで、暗めのテンションで伝えましょう。
高い声よりも低い声のほうが、人はしっかりと聞いてくれる傾向があります。
そのことを踏まえて行動してみてください。
「会いたい」と言われても拒否する。
別れを告げられた相手からしたら、絶望の真っ只中です。
相手にがあなたに対して心残りがあっても当然のことなので、「会いたい」って言われることも考えられます。
その場合は曖昧な回答は避けて、お断りをきちんとしてください。
あなたが、なぜ別れを切り出したのか、そこに至るまでに様々なことを考えて苦しかったと思います。
会ってしまうと情にほだされてしまうこともありますよね。
心苦しいですが別れを決めたのであればきっぱりと拒否しましょう。
別れ話をする時間はなるべく夜より昼間にする。
別れ話というと、なぜか夜にするイメージもありますよね。
ですが、お互いに仕事をしていたり日中は難しいこともありますが、なるべくならば夜よりも昼間に別れ話をしてください。
これには理由があり、夜は話がこじれやすいという結果が出ています。
夜は疲れもたまっていたり、暗いということでネガティブな気持ちが高まります。
言葉を選んで伝えたとしても、相手が感情的になりやすいので話がまとまらなかったり、お互いが嫌な気持ちでグダグダになってしまうということにもなりかねませんので要注意です!
電話で別れ話をする際の注意点
相手の顔を見ながら別れ話をすると、言葉に詰まってしまって上手に伝えられるか不安…。
遠距離ですぐに会うことができないから…。
そんな時など、別れ話を電話で伝えたいという選択肢を選ぶことを考えている方。
電話で別れ話をするときに注意してほしいことと、その回避方法をお伝えします。
実際に電話して、別れ話をするときの参考にしてみてくださいね。
復縁の可能性がある言葉をいわない
復縁の可能性がある言葉を伝えることは、相手に期待させてしまう行為なので避けて欲しいワードです。
具体的に「また、会おうね(連絡するね)」「今でも大切に思っている」「もっと一緒に居たかった」などの言葉です。
あなたへの気持ちがまだ残っている相手からしたら、これからももしかしたら戻れるかも!という期待をさせ安くなります。
本当にあなたが別れる道を選ぶなら復縁になるワードを口にしないほうが良いでしょう。
簡潔に別れ話をする
グダグダと言い訳がましくではなく簡潔に別れたいことを伝えましょう。
簡潔に別れ話をするということは、会って伝えるときはもちろん電話の時ならなお重要です。
お互いの顔が見れない分、長い話になってしまうと相手は結局何が言いたいのか理解できなくなってしまいます。
簡潔に話をするという行動は、重たい空気をなるべく短くすることができるので、電話をする前に、どんな言葉を選んだらよいか考えておくと良いでしょう。
相手の気持ちを尊重する
友人よりも家族よりも心がとても近い存在になっている存在が恋人ですよね。
恋人同士はたくさんの時間を共有し、一緒に入れたことがとても価値のある事です。
別れ話だからといって、一方の話しが前のめりになりすぎるのはタブーです。
これまで一緒に居てくれた時間に感謝をして、相手の気持ちを尊重することで相手も自分のこともきちんと考えてくれていると感じ、別れ話が伝わりやすくなります。
電話で別れ話をする際の上手な別れ方
別れ話をする前に、自分の気持ちを整理する
顔が見れない相手だからこそ、曖昧な言葉で伝えるよりも、まとまった言葉で伝えることで相手にきちんと伝わります。
そのためには、別れ話を切り出す前に【自分の考え】を頭の中で整理しましょう。
紙などに書き出してみると自分の考えてることがもっと具体的に見えてくることもあります。
きちんと伝えることは相手に対して、あなたの思いがダイレクトに伝わるはずです。
別れ話をする相手に、感謝の気持ちを伝える
別れ話を切り出したからと言って一緒に共有した時間が消えることはありません。
別れを決めるまでの過程にはいろんな辛い感情などもあったかもしれませんが、あなたと一緒に居てくれたことはかけがえのないことだったことを忘れないでください。
その気持ちを忘れずに、相手に対してきちんと感謝の気持ちを伝えることを忘れないで下さいね。
別れ話をする理由を丁寧に説明する
前述にもお伝えしたように、自分の気持ちを整理してから話を伝えると、その理由を丁寧に説明することができやすくなります。
感情的になって自分の気持ちを伝えると、一時的な感情ではないのか?と思われたり、相手を傷つける原因にもなりかねません。
そして、理由を丁寧に説明すると、別れの嫌な状況でも相手も話しをきちんと聞く態勢をとってくれます。
別れ話をする相手の質問に答える
一方通行の話しは、物事をギクシャクさせてしまいやすく、ギクシャクすればするほど、状況が悪化しやすいので上手く別れることが難しくなります。
もちろん別れ話を持ちかける側が、話の主導権を握っているように思えますが、それに対して相手も気になることやささいな質問も出てくるでしょう。
そんな質問にはきちんと耳を傾けて答えることで、相手も別れに対して納得しやすくなります。
別れ話をした後も、相手の気持ちを尊重する
別れ話をした後。正直別れ話をした側も気持ちはいっぱいいっぱいになっているかもしれませんが、最後まで相手の気持ちを尊重することは欠かせません。
相手もメンタルがボロボロになってしまっていることもあるでしょう。
そこで、安易な言葉をかけるよりも相手の言葉にうなずくだけでも、相手を尊重する行動になります。
電話で別れ話をしても納得してくれない時
お互いの顔を見ないことや時間や場所のセッティングをしなくても良い。そんなメリットがある電話での別れ話ですが、いざ電話で別れ話をすると相手が納得してくれないケースも少なくありません。
もしも、電話での別れ話で相手が納得をしてくれないときにどのように対応してくとお互いがわだかまりなく別れることができるかまとめてみました。
別れ話をした理由を改めて説明する
電話ですと、顔が見れない分相手にきちんと自分の考えが伝わっているか把握できないので、その理由をしっかりと伝えましょう。
理由を一度述べるよりも、言葉を変えてその理由を伝えることで相手に伝わりやすくなります。
「別れたい」という言葉だけでなく、その理由が相手を納得させる重要なキーワードになっていきます。
別れ話をした相手の気持ちを理解しようとする
付き合っていた経緯で、別れ話をするときに雰囲気が別れる方向になるだろうと互いに感じるパターンもありますが、相手はそんなつもりがないパターンの時もありますよね。
後者の場合ですが、相手はなんで?と心穏やかでなくなってしまうことも考えられます。
言った側も心がそわそわしてしまいますが、言われた側は言った側よりもその倍くらいメンタルが落ちやすいので、その気持ちを理解してあげながら言葉を選んで伝えてみてください。
別れ話をした相手の質問に答える
電話口の相手の声にも耳を傾けてあげてください。
自分のきちんと話を聞いてほしければ、尚更相手の質問にも答えることで話がまとまりやすくなります。
会ってわかれ話しをするときと同様に、顔が見えなくても自分の気持ちだけではなく相手の質問に答えることで相手が納得しやすくなります。
別れ話をした後も、相手の連絡を無視しない
お互いが別々の道へ進んだからといって、そこで“おしまい”ではなく、相手から連絡が来た場合にはきちんと対応してくださいね。
もちろん、復縁を求められた場合や不快になる内容などに対応することはありません。
一人の友達として連絡が来た時には、何気ない感じで連絡をすると相手は嫌われたわけではないと認識してくれるはずです。
まとめ
電話で別れ話と直接言うのはどっちがいい?についてまとめてみましたが、あなたが別れを伝えるときにどちらのほうが伝えやすいと感じましたか?
別れを伝えるときは、お互いに気持ちが優れることではありません。
だからこそ、別れ話をきちんと伝えることで、新たな一歩を踏み出すことができます。
様々な角度から別れ方について書いてきました。
別れ話しをするときに参考にしてみてくださいね。