男女の友情は成立しない?男女別の心理とその条件とは

男女の友情は成立しない?

この問題は、昔から何回も議論されてきていると思います。

男女は、体格や生理機能が異なるため、考え方や価値観も異なります。

そのため、

男女の友情は難しいんじゃない?

と考える人もいるでしょう。

しかし、男女の友情が成立しているケースは実際にはたくさんあるんですよね。

では、男女の友情が成立するためには、どのような条件が必要なのでしょうか?

今回は、男女別の心理と、男女の友情が成立するための条件について解説します。

この記事でわかること
  • 男女別の考え方
  • 男女の友情が成立する条件
  • 男女の友情が壊れる原因
  • 男女の友情を長続きさせるためには?
目次

男女の友情は成立する?男女の考え方をチェック

一緒によく遊びに行く友達は男性と女性のどちらが多いですか?

異性同士で気が合い、よく遊ぶ友達=カップルじゃないの?と、周りから思われるような気がしますよね。

人によってそのとらえ方は異なります。

男女の友情について本当のところどうなの?

男女の友情は本当に築いていけるものか、男性と女性の目線になってその心理について調査してみました。

女性側の場合

さて、まずは女性目線から見ていきましょう。ある調査によると女性の考えとしては、男女間の友情は成立すると答える方が半数以上います。

それは、女性の考え方で「恋愛」と「友情」をはっきりと区別することができる考えを持ち合わせている方が多いからです。

恋人はいつかお別れが来てしまいますが、友情でしたら別れることはありません。その関係を大切にしたいと思っているので友情関係を継続できます。

男性側の場合

男性の男女の友情についての考えは半数に満たない方が友情は成立すると回答しました。

女性に比べるとそうは思ってない方の方が多い傾向です。

その要因として、男性の場合「恋愛」と「好意」を区別することが難しい傾向にあるからです。

男性の場合、本能的な心理で女性に対して「女性の容姿」を重視してみる生き物なのです。

男女の友情が成立する条件とは?

先程の男女別の考え方では、男女共に男女の友情は成立するという考え方を持っている方が、一定数いました。

友情とは恋愛感情が一切ない状態ですよね。

男性と女性では考え方が違う中で、恋愛感情が一切なく男女の間での友情が成立するときはいったいどんな条件を満たしているときなのでしょうか。

具体的な内容を2種類に分けて紹介していきます。

共通の趣味や価値観がある

同性でも同じように、共通の趣味や価値観を感じられるとその時間が楽しくなり充実することから、一緒にいる時間を共有し自然と仲が良くなっていきますよね。

趣味の場合では、自分がのめり込んでいることがあるとその内容の知識量が多い相手に対して恋愛とは別に尊敬が生まれたり、お互いに情報交換が出来るメリットも生まれるので、友情が芽生える可能性が高くなります。

また、価値観が共通する場合には、身の上話を共感し合えたり、助け合えることが友情を深めていってくれるようです。

お互いに信頼し合っている

信頼できる関係を持つことにより友情が深くなっていくこともあります。

同性でも信頼し合える仲になるためには時間がかかるものです。

異性となるとなおさら、そのハードルは高くなります。

しかし、困っていることや助けてほしい時に手を差し伸べてくれることで、相手にも様々な相談がしやすく、そこから更に信頼関係がより一層増していきます。

異性という概念で相手を見ずに、安心できる関係が信頼関係を構築していくのでしょう。

そして、信頼できるということは、ありのままの素の自分でいることができます。

その状況を尊び別れのない「友情」という形をお互いに大切にすることができるのでしょう。

男女の友情が壊れる原因とは?

共感しあえることや信頼できる関係から男女でも友情が成立するカタチもあることがわかりましたね。

しかし、男性側の心理として前述で書いたように男性は本能的に「女性の容姿」を重視してしまうことがあります。

または、信頼関係から心が動きそれ以上の関係を求めてしまうなど、「ずっと友達だと思っていたのに…」と、男女の友情が壊れるときも訪れる関係も起こります。

男女の友情が崩れるとき。

その時は一体どんな感情や心理があるのでしょうか。

異性として意識し始める

男女の友情が崩れる原因として、起こりうる可能性で最も高いのが「相手を異性として意識し始める」ことです。

男性は元から友情とはいえ一人の女性として見る心理状況が強いためその傾向があると考えられます。

また女性は、信頼関係が構築されていくことで相手の良さが更に見えてくることから、気が付いたら異性として好意を持っている自分がいることに気付くというケースもあります。

心が置ける関係性だからこそ、いつの間にか異性として意識をしてしまうのでしょう。

距離感を縮めすぎる

異性の友人として気軽に話ができる関係でも、距離を縮めすぎると程よい関係が崩れていきます。

それは、実際の距離感もですが、心の距離感のどちらも該当します。

過度なボディタッチや触れてほしくないところに触れてしまうと、友達だと思ってたのに「どういうこと?」と、不審に感じ警戒心から距離を置き友情関係が崩れてしまう原因になります。

または、心の距離感の場合には執拗に依存をしたり、触れてほしくないことを安易に口に出し傷つけるなど、異性・同性に関わらずお互いを思いやる気持ちが欠損してしまうことで友情が壊れてしまいます。

親しき仲だからこそ程よい距離感が大切です。

男女の友情を長続きさせる方法とは?

自分とは違う感性を持っている異性。だからこそお互いを高め合い楽しい時間を共有できることが沢山あります。

大切にしたい男女の友情は、理解されないこともある場面もあります。

ですが、異性とはいえ他愛のない話をしている瞬間や同じ趣味を共有しているときに感じる物は同性とは違う解釈が広がり心を豊かにしてくれ、互いに良い影響者となることもあるでしょう。

そんな関係を長続きさせたいならば是非再確認してみてください。

異性として意識しないようにする

もっともなことではありますが、異性として意識をしないことは友情を長続きさせるコツです。

女性は友情と恋愛の境界線をつけることが得意です。

異性との友人関係を継続させる場合、お互いに心構えが大切ですが、同時に理性維持できる環境づくりをすることも大切になってきます。

男性は本能で動きやすい性質があるため、女性がその環境づくりを自然と促すと意識せずにいられます。

適度な距離感を保つ

心の距離感を作る工夫もお互いに実際の距離感をとることも大切です。

同性ならば気軽に二人でも出かけられる旅行。

ですが、異性と二人きりの旅行の場合は、見たことない一面を見て新たな好意の感情を持ちやすくなります。

集団で旅行は良いですが、異性二人きりの旅行は友情関係を破綻させる原因になります。

また、心の距離感もどちらかが依存をしてしまうと友情関係が崩れてしまいやすいので、連絡をとるにしても必要最低限にしておいたほうが、友情関係を継続しやすいです。

相手の気持ちを尊重する

男性・女性という概念にとらわれることなくひとりの「人」として相手を見られる関係は素晴らしいものがありますよね。

同性とは違う価値観や視点を理解できるのは異性同士で良い関係を作れたからです。

そんな素晴らしい関係を長続きさせるためには自分はもちろんですが、相手の気持ちも尊重してあげられるように心がけましょう。

相手を尊重できると、その先に、友情から恋人に発展する可能性もあるのかも?しれないですね。

まとめ

男女の友情は成立するのか?これは人類の「永遠のテーマ」ですね。

人によって様々な考え方があるのでアリ!ナシ!は、簡単に答えを出すのは難しそうです。

男女の友情関係はお互いの意識で恋愛感情や友情を破綻させてしまいやすいものです。

友情と恋人との境界線をはっきりさせ、理性の持てる環境を継続して作れた時。

それは異性でも友情関係が築けるのではないでしょうか。

相手をひとりの人として尊重でき、想い合う気持ちを大切にしていくことで、トラブルもなくなります。

そして、今後の二人の関係を深めていくのでしょう。

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